ポストシーズンが入れ替え戦も含めて終わり、表彰関連が行われるアワードも終わり。代表戦の季節に入り、はじめてのAKATUKI FIVEな皆さんの試合を見る。新体制の動きについていくのが精一杯ながら、新しいシーズンに見える風景がどんなものなのか楽しみで仕方がない……。と、気がついたらプロ野球に次いで、すっかり第二の矢というか、もう一つの楽しいスポーツシーンとして自分自身の中で確立した感のあるBリーグも2018-2019シーズン向けての動きが活発な昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
Bリーグ、いわゆるバスケットボールの国内トップリーグなんですけども、正直ここまで足繁く通うことになるとは思ってなかったんです。今回はなんでそんなにとっぷりと沼にハマっていったのか、2018-2019シーズンの日程を早く出してほしいとか願い始める様になったのかを書いていこうと思います。
■きっかけ
これはもう色々と書いていたり、放送で言ってたりするのでご存知のかたも多いとは思うんですが、あらためて。
自分自身で認識しているきっかけは2つあります。
お友達が撮っていたレバンガ北海道の皆さんの写真を見て、一度バスケットボールを撮ってみたいっていう気持ちがあったのが一つ。そしてもう一つがNPB出身のチアさんが現役でBリーグのチアさんとして活躍していて、その活躍を今の経験と感覚と機材で残したいなってのがあって、どこかしらの日程で行ける日はないかなと様子をうかがっていたんですけど、その両方がカチッとハマったのが2017年の11月12日だったんです。
この日は特番編成(FC町田ゼルビア試合中継)で放送がおやすみ。お休みの確認があったあと、日程を確認していたんですけど、ちょうどその今の経験と感覚と機材で残したいと思ったチアさんが所属しているチームのホーム開催が。ほぼ初めて取るチケット手配に難儀しながら、5年前の記憶をたどりつつ、ここぐらいかなというところをおさえていました。
実は2012年にJBL時代の試合を4Qの数分だけ見たっていう経験がありまして。そのときは三菱電機ダイヤモンドドルフィンズと東芝ブレイブサンダースの試合で、場所は名古屋東体育館。その時の記憶で、アリーナ中央での動きが多かったよなぁとか、そんな思い出しがありつつ、座席を抑えてって流れ。その時の試合の写真は、改めて今の記憶と感覚で撮りに行きたいよなぁって思ったりするんですよね。後に覚えた選手たちの若い頃(東芝に辻、篠山、ファジーカスの各選手。三菱電機に湊谷選手など)だったり、当時から有名だった選手(五十嵐圭選手)がいたり、このあたりはプロ野球もですけど、過去に戻って取り直したいシーンが結構多いです。
そんな改めましての、実質はじめてのバスケ観戦だったんですけども、プレータイムやらハーフタイム、全部ひっくるめて二時間ちょっとの時間があっという間。プレータイムとタイムアウト時の色々が連続していて、ハーフタイムも油断できない、プレーもキャラもチアもという人間には充実しすぎるパターンなんだなと理解。
これはお友達がバスケに傾いて、ポリーさんにあいつバスケぱっかって言われるようになるなーって思いながら、次の日程でどこに行けるかを確認していました。
■何が楽しかったのか
一番は全体的なスピード感だと思います。
(ほぼ)はじめての観戦で、どこで何がおこなれるのか、そもそもルールはほとんど分かってない状態だったんですけども、ファール関係はアリーナMCさんが説明してくれて、どういうことなのかってのがなんとなくわかったのが一番。細かいルールわからなくても、ボールを持っている選手を追いかけて見てるだけで、オフェンスとディフェンスがバンバン入れ替わって戦っていく、そんな姿がいつものメインフィールドとはちょっと違って新鮮だったんですよね。
プレーのスピード感とともにアリーナだから出来る演出面に惹かれたのも間違いなく。タイムアウトごとのいろいろな演出……。チアの皆さんのアクトやスポンサー企業紹介、フリースローチャレンジやプレゼント系のセクションなど、なん試合か足を運んで、チームごとの色の差というか、独自の色が出てるなぁと。その独自の演出の中で照明だったり、音響だったり、アクト自体の色だったり、そのへんを体感して、撮って残してこれは色々なチームを見てみたいって感じたんですよね。
プレーのスピード感と演出面のスピード感。試合終了後の「え、もう終わりなの」っていう感覚をまた味わいたいって、そんな気持ちになったのと、はじめての試合で撮れた絵を見て、もうちょっとああしたいこうしたいってのが出てきて、ならばと言って日程を確認して、観戦できる日を当てはめていったと、そんな流れでした。
■Bリーグのキャラクターたち
プロ野球のシーンもエンタメ関連はB・Bの色々があって……というのもあり、スポーツマスコットたちの活躍は気にしていました。いろいろと見ていく中で、必ずしもキャラクターがいるというわけではななかったり、いても黎明期というか、運用的にこれからなのかなという印象を受けたり、かなり攻め込んでいたりとその差はかなり激しいのだなぁというのを感じていました。
2017-2018シーズンでお会いできた、またはその動きを見られたのは以下の子たち。
・ディーディー(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
・ブレイビー(川崎ブレイブサンダース)
・シーホースくん(シーホース三河)
・サンディー(サンロッカーズ渋谷)
・ジャンボくん(千葉ジェッツふなばし)
・コルス(横浜ビー・コルセアーズ)
・タツヲ(シーホース三河(ただし公式(風)))
運用面でチームによって色々と考え方がある、またはなにもないんだろうなぁと、NPBで色々と見てきていて感じるところも。ゆかいな仲間たちの「チームとファンを繋ぐ重要なファクター」というのを肌身で感じてきている人なので、もったいないなぁって感じたところがあるのも事実です。
このあたり、各メンツの資質というよりもトータル演出といいましょうか、運営の熱量の差なのかなと。どこのフィールドであっても、みんなの力が有効なファクターだと気づいたチームは彼らの力をしっかりと使ってますし、そうじゃないチームはそれなりになのかなと。ただ、現場のみんなはどこも頑張ってるってのはしっかりと伝わっていました。
5年ぶりに会ったディーディーは青かった肌が諸事情でシロイルカになってらっしゃって、ちょっとフフッとしましたけども、5年ぶりの2017年11月も今季レギュラーシーズン最終の観戦となった5月4日もブースターとしっかりと触れ合っている姿がそこに。女子にキャーキャー言われている姿を見てからかって遊んでたんですけど、人当たりの柔らかさはステキでした。
ジャンボくんさんにはアリーナではなくマリンで何度かお見かけして、記念撮影会のときに今度は是非アリーナで頑張っている姿をみたいです、なんて話をしていたんですけども、それがようやく念願かなって船橋アリーナでご挨拶が出来たのは嬉しかったんですよね。あと、私が行った日はいつもと特別演出という形だったのですが、そのダンス力の高さをしっかりと焼き付けていました。
ダンス力といえば、サンディーさんはちょっと違うなぁと。ダンスが得意なゆかいな仲間たちをNPBで見ることも多いですけど、サンディーさんのダンスは本格的というか、しっかりと踊れる子と言う認識。最後にご挨拶もできたんですけど、人懐こさが半端なく、お友達がめろめろになるのもよく分かるわと思いました。
コルスくんは……横浜国際プールでの試合の時にちょっとだけお見かけした程度。横浜文化体育館での試合を何試合か見られたんですけどもお会いできず。一試合だけの印象ではありますけど、もっともっと攻められるんじゃないかなってのを感じたり。ほんと、考え方1つで、いろいろと変わるのを色々なフィールドで見てきているので、頑張って欲しいなぁって。
■刈谷遠足
さて、はじめてのバスケシーズンにもかかわらず、しかも前後で千葉ロッテマリーンズのラストレビュー、翌週には石垣島行きとタイトスケジュールな中で刈谷へ遠足に出かけたのはシーホース三河の公式風マスコット、タツヲさんの存在がありました。
Bリーグが気になり始めた頃、公式ではなく公式(風)の子がいるとお友達に教えてもらい、タツヲさんすごいっすねってTwitterでつぶやいた直後にお気に入りに入れられ、何事かと。のちにタツヲさんの趣味であるエゴサは半端ないということを知るんですけど、当時は全くわからず。Bリーグ全体のSNS速度もあるんですけど、ファボが早いねぇとドキドキしておりました。
そんな「タツヲとつぶやく→ふぁぼられる(エゴサ)」と言う流れがあり、実際にフォローしてみると時折流れてくる色々な動きを見て、これはどうしても一度生で見ておかないとと、日程と祝日を見ていたら、その日しか空いてなかったという形で。マリーンズエンタメ班のラストレビューが行われた海浜幕張からウイングアリーナ刈谷のある刈谷市総合運動公園へと向かっていました。
登場の情報があまりない中というか、久々に自ら確認していくと言う懐かしさを感じながら、会場前の入場列横に設置されたステージ(あれはもっとせめてというか、広いお客さん見える位置でやったほうがいいのかなとか感じながら)に登場してくる姿を見たときは、ただただあ……本物……とドキドキしていました。
その後は試合とともにエンタメ班の動きを見つつ、タツヲさんの動きやシーホースくん、SUPERGIRLSの皆さんの色々を。FlowBackの皆さんを見た最初の日ではありましたけども、それはともかく、タツヲさんとシーホースくんの動きを見て、なんかこう……ハッと。公式でも影が薄いとかネタにしてたりしますけど、あのふたりの関係は陰と陽、影と日向、ドアラさんとシャオロンさん的な雰囲気を感じたんですよね。
むしろ、シーホースくんがしっかりとホームアリーナでメインを担当しているからこそ、タツヲさんがある程度フリーダムにやれると言いましょうか。ふたりがいてこそのじゃないかなって感じたんですよね。メインであるシーホースくんがしっかりと安定的にといいましょうか、攻めずにコツコツタイプ。コツコツと堅実なシーホースくんがいるからこそ、タツヲさんは色々と攻められるのかなって、そんなことを感じていました。
ちなみにと言いましょうか、Twitterだとかでもちょいちょいにじみ出ていますけども、タツヲさんはほんとに紳士でナイスガイ。来シーズンもなんとか刈谷に足を運んで、その活躍を目の当たりにしてきたいなと、そんなことを思っていま……したが、まさかAkatsukiFive、日本代表戦が行われた大田区総合体育館で再会できるとは思いませんで。
相変わらずリアルは紳士なところを見せつけながら、代表を応援している姿を見ることが出来たのは予想外で嬉しく。あらためて刈谷にお邪魔せねばと、タツヲさんと再会を約していました。
■撮る人として
私自身の素地と言いましょうか、撮影の経験値がプロ野球をベースにしているので、屋内競技といえどもほぼドーム球場内の色々を根っこにして頭の中を組み立てていたんですけども、プレイヤーの動きが想定より早くて、それに慣れるのがちょっとかかりました。ただ。何試合か見ていけば、問題なく慣れる事ができるかなって思いますし、ここだってポイントを設定することが出来るかなぁって思います。慣れたあとはプレーを見てて、惹かれる選手を多めに撮って、色々見ているうちにこの選手のこのシーンを残したい……と言う感じでしょうか。
スポーツ・エンターテインメントをってなると、キャラクターにチアにという、一般的な流れはしっかりと。野球場でよくある試合開始前に場外で行われているようなステージというのは、ほぼない印象。一部のチームでは一般入場開始に合わせて、キャラクターがメインになってステージを行っていたり、場外に出てのグリーティングを行っていたりしますけども、2017-2018シーズンでお邪魔したアリーナだとほぼほぼ場内がメインなのかなと。
場内のアクトは、せっかくのアリーナですし、照明やら暗転、音響を効果的に使いつつ……なので、写真班は慣れないと厳しいんだろうなぁと。ただ、慣れたらここだってポイントが見えてくるのかなぁとか思うんですけど、この辺はどこのフィールドのエンターテインメントでも一緒かなぁと思います。
プレーもエンタメもキマったときの写真はほんとに気持ちいいぐらいの絵が残るなぁてのは、はじめてから今の所で感じる色々。ただ、屋内競技だとボディ性能とレンズ性能はある程度要求されるような気が。一発撮ってみて、あがりの色々をベースに沼への入り口に立つと言いましょうか、ドアをノックすると言いましょうか。
もちろん、性能差を腕で乗り越えてらっしゃる方も一杯いますけど、(お金を)積むと楽出来るってのは積極的に書いていきたいと思います。
■まとめ。
2017-18シーズンに初めてその楽しさに触れて、この楽しいをどうやって伝えていったらいいのかなぁと思ったとき、私に出来るのは担当している番組で楽しかったということを紹介することと、写真を撮って楽しいを皆さんに見てもらうこと。
何度か足を運んで、場馴れしたアリーナもあればまだ到達できていないアリーナもあり、新しい風景を確かめに2018-19シーズンもどこかしらにひっそりとお邪魔できればと思っています。週末の放送もあり、全ては日程次第ではあるんですけども、はじめてのアリーナやまたいきたいと思ったアリーナに行ければと。
会ってみたいゆかいな仲間たち、見たことのない演出がどうなのか……色々なチームの色を自分の目で見て耳で聞いて肌で感じてきたいと思いっています。
野球の色々で培った経験を籠球に、籠球で得た経験を野球に活かせることが出来たらいいなぁと思いながら、日程発表を正座して待ちつつ、移籍が結構おおいという流れに焦る今日このごろでありました。